「1分足と5分足のスキャルピングで利益を出すのが難しい」
「手法が思い通りに通用せず負けトレードが多い」
このような悩みを持つトレーダーは多いですが、移動平均線の設定と戦略を見直し、負ける原因を理解することで、トレードの成績を大幅に改善することが期待できます。
本記事では、株とFXのスキャルピングで用いる移動平均線の設定案と、それを利用する際の注意点を詳しく解説します。
実際のトレード経験に基づいたこのテクニックを習得することで、トレードの精度を高め、利益を安定させることが可能になります。
スキャルピングでの設定案と戦略
スキャルピングは、主に1分~5分での短期間で小さな価格変動から利益を得る取引手法です。
しかし、ノイズが多いため、基本的な設定だけでは不十分であり、同時に注意すべき点が多く存在します。
そこで、以下で、効果的な移動平均線の設定案と、それを活用する際の注意点を見ていきます。
ただし、一般論と私の経験に基づく考えによるものですので、トレードする際は慎重に判断し、自己責任で行ってください。
移動平均線の設定案
トレードの対象が株でもFXでも、
移動平均線の設定はシンプルかつ多くのトレーダーに採用されたものがおすすめです。
※無理に多くの移動平均線を表示してチャートが見にくくなっては意味がありません。
短期間の移動平均線:
1分足、5分足でも短期間の移動平均線は5MA,25MAの2本が使われることが多いです。
これを基準でトレードをする方も多く、チャートもこの2本がよく意識されます。
ただしノイズが多いので、2本の移動平均線+αとなる判断材料がないと厳しい面があります。
中期間の移動平均線:
1分足、5分足でのスキャルピングではトレンドを把握することで、勝率・期待値の高いトレードをすることができます。
例えば、中期間の移動平均線として、50MAや75MAが採用されることが多く、これらを3本目として、トレンドに沿ったトレードをするとより良いトレードが期待できます。
例:5MA+25MA+50MAの3本でパーフェクトオーダーになれば、注文を出す。
※パーフェクトオーダーとは上昇トレンドの際に上から5→25→50となり、下降トレンドの際はその逆になっている状態のこと。
そして、この順が崩れた際に手じまいするなどが挙げられる。
長期間の移動平均線:
スキャルピングでは長期間の移動平均線を用いることも有用です。
例えば、100MAや200MAを表示させます。
これらの移動平均線は度々意識され、トレンドの判断の他、トレンド転換やローソク足の跳ね返りポイントになることがあります。
移動平均線を利用する際の注意点
以上のポイントを踏まえ、スキャルピングにおける移動平均線の設定と利用方法を理解し、実践することで、トレードの精度を高め、利益を増やすことができます。
ただし、どの手法も100%の成功を保証するものではありません。
リスク管理を徹底し、自身のトレードプランに忠実に従うことが最も重要です。
また、スキャルピングの負け要因として感情的なトレードが挙げられ、この問題には私自身も長く悩まされました。
「この手法で通用するはずなのに、ルールを破ってしまう…」というものです。
この問題に対する一つの解決策として、自動売買が挙げられ、私自身も現在採用しています。
→移動平均線で判断し、その後のトレードは自動売買に任せる等。
メリットとして、感情に左右されずに計画的なトレードが24時間自動で行えることが挙げられ、これは人間にできることではありません。
このように自動売買は便利なツールですので、負けトレードが続いている方や収益が伸ばせず困っている方は検討してみてはどうでしょうか。
自動売買が利用できるFX業者は多くありません。加えて、手数料や1トレードに必要な資金が多いなどの問題もありますので、業者選びには注意が必要です。
以下の記事では自動売買が利用できるおすすめのFX業者について詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
≫自動売買おすすめ業者解説記事
まとめ
本記事では、株とFXのスキャルピングにおける1分足と5分足チャートでの移動平均線の設定案と、それを利用する際の注意点について詳しく解説しました。
ノイズに注意しつつ、より期待値の高いトレードができるように頑張りましょう。
また、自動売買に興味がある方は、松井証券FXの自動売買ツールを検討してみるのも良いでしょう。
松井証券FXでは自動売買ツールが利用でき、100円という少額からトレードをすることができます。
「トレードはツールに任せたい」「感情的な負けトレードを減らしたい」という方におすすめですので、この機会に是非お試しください。
詳細はこちら:『松井証券FXの自動売買』
解説記事はこちら:
※掲載内容は2024年3月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
※注意:投資にはリスクが伴います。取引を行う際には自己責任で行動し、慎重に判断してください。価格変動や経済状況の変化により、投資元本の損失が生じる可能性があります。適切な情報収集や専門家の助言を得ることをお勧めします。
移動平均線は5の倍数が採用されることが多く、チャートもそれに従うことがしばしば。
複数の移動平均線を表示させる際の参考にしてください。
しかしながら、スキャルピングはノイズが多いトレードになるので、移動平均線に頼り切らないようにしましょう。